実績一覧

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2022.02.06

当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームが、春秋全国交通安全運動における期間中の交通取締り強化などの効果を、日本外傷データバンク15年間のデータを用いて解析し、期間中の重症交通外傷の発生や死亡には変化がみられなかったことを明らかにしました。
(BMJ Open Feb 2022, 12 (2) e054295)。

2022.01.22

当講座の清水健太郎助教が呼吸器・免疫内科学、集中治療部、大阪市大・医療統計学と共同研究で、人工呼吸器を要する重症COVID-19患者を対象にイベルメクチンを用いたところ消化器合併症および人工呼吸器管理離脱日数が改善したことをプロペンシティスコアを用いた後ろ向き研究で明らかにしました。
(Journal of Infection and Chemotherapy,2021、PMID: 35016823)

2022.01.19

当講座の中尾俊一郎特任助教らの研究チームが、春秋全国交通安全運動における期間中の交通取締り強化などの効果を、日本外傷データバンク15年間のデータを用いて解析し、期間中の重症交通外傷の発生や死亡には変化がみられなかったことを明らかにしました。
BMJ Open, in press

2022.01.17

当講座の蛯原健医員が、COVID-19患者におけるパブリックデータを用い血漿の網羅的タンパク質解析から病態に関与しているサイトカインを同定しました。特にGDF-15という増殖因子が重症COVID-19の病態と関連していることを明らかにしました。

以下概要になります。

COVID-19の病態にIL-6などのサイトカインの関与が数多く報告されています。 今回、COVID-19患者のパブリックデータを用い、血漿の網羅的タンパク質解析から病態に関与しているサイトカインを同定し、大阪の重症COVID-19患者、細菌性の敗血症患者にて評価しました。IL-6、Amphiregulin、GDF-15が病態に関与しており、重症患者のみの解析でGDF-15が高値の症例では長期の人工呼吸管理を要すことを明らかにしました。敗血症でもこれらのサイトカインの上昇がみられ、いずれも敗血症のほうがCOVID-19より高値を示しました。(Frontiers in immunology, (2021).798338)。

2022.01.12

当講座の蛯原健医員が、COVID-19患者におけるパブリックデータを用い血漿の網羅的タンパク質解析から病態に関与しているサイトカインを同定しました。特にGDF-15という増殖因子が重症COVID-19の病態と関連していることを明らかにしました。(Frontiers in immunology, (2021).798338)

2022.01.11

当講座の廣瀬智也特任助教が、淡水溺水による心肺停止症例では心拍再開後に脳内HbIが低下すること見いだし、血液希釈が起こっている可能性を明らかにしました(Resuscitation Plus, 8 (2021) 100179)

2021.12.22

片山祐介助教が当教室で開発した「小児救急支援アプリ」を用いて、大阪府内における利用データとインフルエンザ患者の発生件数を線形回帰モデルで評価し、両者の関係性を明らかにしました。このようにデジタルデータを用いて感染症の流行を早期に予測できる可能性があります。(JMIR Formative Research 2022;6(2):e31131)。