当講座の蛯原健 特任助教、松本寿健 特任助教らは、大阪大学医学系研究科 内分泌・代謝内科学 沖田朋憲 医員、福田士郎 助教、喜多俊文 招聘准教授、下村 伊一郎教授らとの共同研究で、膵臓β細胞の増殖を促進する、可溶性のT-カドヘリンは内皮細胞から分泌され、インスリンによって制御が行われていることを明らかにしました。 当科の蛯原健 特任助教、戸上由貴医師(現大阪医療センター)、松本寿健 特任助教、小倉裕司 准教授らは、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)の武部貴則 教授、東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究クラスター 創生医学コンソーシアム 佐伯憲和 助教らとの共同研究で、補体代替経路を増幅するD因子に着目し、D因子を阻害する半減期延長型抗D因子抗体を用いて新型コロナウイルス感染モデルの血管炎症状の軽減に成功しました(Cell stem cell. 2023)。 当科の松本寿健 特任助教は、神経内科・脳卒中科 招へい教員 神吉 秀明先生(現大阪警察病院 脳神経内科部長)と神経内科学 特任教授 佐々木 勉 先生らとの共同研究で、急性期の重症脳卒中において、全血mRNAとmiRNAの統合解析を行い、マクロファージにおけるMSP-RONシグナル伝達が活性化され、複数のmiRNAが脳卒中病態を包括的に制御していることを明らかにしました(J Stroke Cerebrovasc Dis. 2023)。 当科の松本寿健 特任助教は、大阪大学消化器外科 山田萌 大学院生、田中晃司 助教らとの共同研究で、  ヒトcircular RNAの一つであるcirc_0004365が食道扁平上皮癌における化学療法(シスプラチン)抵抗性と関連し、  新規バイオマーカーおよび治療標的として使用できることを明らかにしました。(ONCOLOGY LETTERS 26: 467, 2023) 当講座の大西伸也医師(博士課程)らの研究チームは、JCHO中京病院と共同で重症熱傷患者の血中に含まれるタンパク質を質量分析技術を用いて評価しました。重症熱傷患者の死亡率に関わる3つのタンパク質とサブグループを同定しました。 当講座の光原智海医師(外科専門研修)、戸上由貴医師(現大阪医療センター)らの研究チームは、当センターに搬送されたメトヘモグロビン血症の症例に対してRNAシークエンスを行い、患者の白血球のRNAにおいて過酸化水素の異化プロセスが活性化されていることを示しました。(Journal of Medical Case Reports (2023) 17:238) COVID-19ワクチン接種に伴って発症した脳炎患者の骨髄系細胞集団の特徴を解明しました 2回目のSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種と比較して、3回目の接種ではOmicron変異体に対してより強力な中和活性が得られる機序を解明 COVID-19と敗血症のトランスクリプトーム発現の差に好中球とミトコンドリアが影響 COVID-19における血中の網羅的タンパク質解析から重症例ではCHI3L1、WFDC2、KRT19、GDF15が上昇

COVID-19における血中の網羅的タンパク質解析から重症例ではCHI3L1、WFDC2、KRT19、GDF15が上昇

当講座の蛯原健 特任助教、松本寿健 特任助教らは、大阪大学医学系研究科 内分泌・代謝内科学 沖田朋憲 医員、福田士郎 助教、喜多俊文 招聘准教授、下村 伊一郎教授らとの共同研究で、膵臓β細胞の増殖を促進する、可溶性のT-カドヘリンは内皮細胞から分泌され、インスリンによって制御が行われていることを明らかにしました。(Biochem Biophys Res Commun. 2024 Jul 14;732:150403

当科の蛯原健 特任助教、戸上由貴医師(現大阪医療センター)、松本寿健 特任助教、小倉裕司 准教授らは、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点(WPI-PRIMe)の武部貴則 教授、東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究クラスター 創生医学コンソーシアム 佐伯憲和 プロジェクト助教らとの共同研究で、補体代替経路を増幅するD因子に着目し、D因子を阻害する半減期延長型抗D因子抗体を用いて新型コロナウイルス感染モデルの血管炎症状の軽減に成功しました(Cell stem cell. 2023

当科の松本寿健 特任助教は、神経内科・脳卒中科 招へい教員 神吉 秀明先生(現大阪警察病院 脳神経内科部長)と神経内科学 特任教授 佐々木 勉 先生らとの共同研究で、急性期の重症脳卒中において、全血mRNAmiRNAの統合解析を行い、マクロファージにおけるMSP-RONシグナル伝達が活性化され、複数のmiRNAが脳卒中病態を包括的に制御していることを明らかにしました(J Stroke Cerebrovasc Dis. 2023)。

当科の松本寿健 特任助教は、大阪大学消化器外科 山田萌 大学院生、田中晃司 助教らとの共同研究で、ヒトcircular RNAの一つであるcirc_0004365が食道扁平上皮癌における化学療法(シスプラチン)抵抗性と関連し、新規バイオマーカーおよび治療標的として使用できることを明らかにしました。(ONCOLOGY LETTERS 26: 467, 2023

当講座の大西伸也医師(博士課程)らの研究チームは、JCHO中京病院と共同で重症熱傷患者の血中に含まれるタンパク質を質量分析技術を用いて評価しました。重症熱傷患者の死亡率に関わる3つのタンパク質とサブグループを同定しました。https://doi.org/10.1016/j.isci.2023.107271

当講座の光原智海医師(外科専門研修)、戸上由貴医師(現大阪医療センター)らの研究チームは、当センターに搬送されたメトヘモグロビン血症の症例に対してRNAシークエンスを行い、患者の白血球のRNAにおいて過酸化水素の異化プロセスが活性化されていることを示しました。(Journal of Medical Case Reports (2023) 17:238)

当科の松本寿健 特任助教は、大阪大学免疫学フロンティア研究センター単一細胞ゲノミクス研究室の石川昌弘 特任研究員、奥崎大介 准教授らとの共同研究で、COVID-19ワクチン接種に伴って発症した脳炎患者の血液シングルセルRNAシーケンス解析を行うことで、脳炎の急性期における骨髄系細胞集団の特徴を解明しました。(Frontiers in Immunology, 23 February 2023)

当科の松本寿健 特任助教は大阪大学免疫学フロンティア研究センター分化制御研究室の井上毅 准教授、黒崎知博 教授らとの共同研究で、2回目のSARS-CoV-2 mRNAワクチン接種と比較して、3回目の接種ではOmicron変異体に対してより強力な中和活性が得られる機序を解明しました。
(J Exp Med (2023) 220 (2): e20221786.)

当講座の伊藤弘医師(博士課程)らは、大阪大学微生物病研究所ゲノム解析室遺伝情報学の奥崎大介特任准教授らと共同研究で、COVID-19と敗血症のトランスクリプトーム発現の差に好中球とミトコンドリアが影響を及ぼしていることを解明しました。
(Virology Journal (2022) 19:198)

当講座の蛯原健特任助教、松原庸博医師(現大阪警察病院医長)、戸上由貴医師(博士課程)らはCOVID-19における血中の網羅的タンパク質解析から重症例ではCHI3L1、WFDC2、KRT19、GDF15が上昇していることを明らかにしました。このうち入院時のCHI3L1、WFDC2、KRT19を測定することで重症化リスクの高い集団(フェノタイプ)を同定する手法を開発しました。
(J Clin Immunol. 2022 Nov 4. Epub ahead of print)
同研究は2022年11月11日に大阪大学よりプレスリリースされました