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  • 急性期ゲノムプロジェクト
    Occonomix Project (Osaka University Critical Care Consortium Novel Omix Project)

    集中治療室では、あらゆる原因によって生命の危機に瀕している重症患者の治療を行っています。そのような重症病態では、免疫が過剰に反応することから全身性炎症反応症候群を発症します。近年、遺伝子(DNA、RNA)や遺伝子産生物(たんぱく質、代謝産物)を網羅的に評価することが可能となってきました。本研究の目的は、網羅的分子情報に基づいて全身性炎症反応症候群の新規分子病態を解明することです。これから、将来的に個々の重症患者に最適な個別化医療の実現を目指します。

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    News

    お知らせ 2022年7月27日
    急性期ゲノムプロジェクトにおける臨床検体を用いたトランスラショナル研究が、
    “CIDER 助成事業:部局横断型『感染症』研究促進”に採択されました。
    課題名: 網羅的生体情報を用いた敗血症における病態制御因子の解明:臨床基盤型トランスラショナルリサーチ
    代表者   小倉裕司(准教授)
    当科分担者 織田順(教授)、清水健太郎(助教)、松本寿健(特任助教)、蛯原健(特任助教)
    学会発表 2022年7月8日
    第28回外科侵襲とサイトカイン研究会の優秀演題セッションで口頭発表しました。
    光山裕美 先生(演題:「敗血症の病期における単球由来サイトカインシグナルの役割」)
    論文掲載 2022年6月17日
    当講座の蛯原健特任助教は、COVID-19において脂肪組織などから分泌されるレジスチンが炎症性サイトカインや血管内皮障害マーカーと関連をもち、重症COVID-19の病態に関与することを明らかにしました。
    以下概要になります。
    脂肪組織からはさまざまなサイトカイン(アディポサイトカイン)が産生され免疫組織として働いていることが注目されています。これまでさまざまなアディサイトカインを解析することで、その中でもレジスチンという物質が、敗血症や熱傷でサイトカインと関連を持ちながら病態に関与してきたことを明らかにしてきました(Shock. 2021 Nov 1;56(5):718-726.,Burns. 2021 Oct 27:S0305-4179(21)00296-5.)。今回COVID-19でもレジスチンはサイトカインと関連をもつことがわかり、さらに血管内皮障害マーカーとも関連をみとめたことから、重症COVID-19の新たな病態解明につながる可能性があります。(Front. Immunol., 16 June 2022)。
    学会発表 2022年6月5日
    第25回日本臨床救急医学会総会・学術集会で発表をしました。
    松本寿健 先生 (ランチョンセミナー)
    演題:「サイトカインネットワークの救急疾患への応用
          ~新たな分子病態分類とテーラーメード医療~」
    論文掲載 2022年5月10日
    当講座の松本寿健 特任助教は、大阪大学微生物病研究所(感染機構研究部門 ウイルス感染制御分野)の中山英美 准教授らと共同研究で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の抗N抗体がSARS-CoV-2感染肺胞におけるIL-6産生を促進することを解明しました。
    (Scientific Reports, in press)。
    お知らせ 2022年3月25日
    当講座の松本寿健特任助教の研究テーマ『急性期ゲノムプロジェクト(臨床基盤型トランスラショナルリサーチ)』が、先導的学際研究機構 生命医科学融合フロンティア研究部門(iFremed)若手研究者Profileに掲載されました
    学会発表 2022年3月22日
    第49回日本集中治療学会で発表をしました。
    大西伸也 先生 (口演)
    演題:「重症熱傷においてGDF-15は、転帰を予測する新規のバイオマーカーである」

    戸上由貴 先生  (シンポジウム)
    演題:「全血mRNA/miRNAネットワーク解析による重症COVID-19の病態解明」

    吉村旬平 先生 (シンポジウム)
    演題:「全血RNAの網羅的解析によるCOVID-19のエンドタイプ分類」

    光山裕美 先生 (シンポジウム)
    演題:「COVID-19によるARDS患者の肺局所と全身免疫応答のタンパク発現の比較から免疫分子病態を探る」
    論文掲載 2022年1月17日
    当講座の蛯原健医員が、COVID-19患者におけるパブリックデータを用い血漿の網羅的タンパク質解析から病態に関与しているサイトカインを同定しました。特にGDF-15という増殖因子が重症COVID-19の病態と関連していることを明らかにしました。
    以下概要になります。
    COVID-19の病態にIL-6などのサイトカインの関与が数多く報告されています。 今回、COVID-19患者のパブリックデータを用い、血漿の網羅的タンパク質解析から病態に関与しているサイトカインを同定し、大阪の重症COVID-19患者、細菌性の敗血症患者にて評価しました。IL-6、Amphiregulin、GDF-15が病態に関与しており、重症患者のみの解析でGDF-15が高値の症例では長期の人工呼吸管理を要すことを明らかにしました。敗血症でもこれらのサイトカインの上昇がみられ、いずれも敗血症のほうがCOVID-19より高値を示しました。(Frontiers in immunology, (2021).798338)。
    学会発表 2021年11月26日
    第49回日本救急医学会総会・学術集会で発表をしました。
    蛯原健 先生 (パネルディスカッション)
    演題:「COVID-19 の病態解明〜レジスチンと血管内皮障害、サイトカインの関係〜」

    戸上由貴 先生 (パネルディスカッション)
    演題:「重症COVID-19患者におけるマイクロRNAの役割:RNAシークエンスを用いたパスウェイ解析」

    松本寿健 先生 (口演発表)
    演題:「バイオインフォマティクス技術を用いた敗血症ショックにおける網羅的遺伝子発現解析」
    学会発表 2021年10月23日
    第66回日日本人類遺伝学会で口演発表をしました。
    松本寿健 先生
    演題:血漿主要タンパクの組み合わせによる重症新型コロナ感染症の新規バイオマーカー開発:Olink Explore 1536を用いたプロテオミクス解析
    学会発表 2021年6月14日
    第35回日本外傷学会総会・学術集会で口演発表をしました。
    松本寿健 先生
    演題:バイオインフォマティクス技術による重症外傷の血球由来サイトカインネットワーク評価
    学会発表 2021年2月16日
    第48回日本集中治療医学会学術集会で口演発表をしました。
    中尾俊一郎 先生
    演題:Analysis of Differential Gene Expressions Before and After Night Shift at the Critical Care Center: A Preliminary Study
    大西伸也 先生
    演題:パブリックデータベースを用いた重症熱傷患者における網羅的遺伝子発現変動のメタ解析
    おしらせ 2021年1月18日
    令和2年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する治療薬開発推進のための技術開発等)」に採択されました。
    急性期ゲノムプロジェクトの一環として行っている「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の網羅的遺伝子・タンパク発現解析を用いた新規分子病態バイオマーカー開発と臨床応用」がA M E Dに採択されました。
    学会発表 2020年12月24日
    第29回 日本熱傷学会近畿地方会で最優秀演題賞を受賞しました。
    戸上由貴 先生
    演題:「バイオインフォマティクス技術を用いた重症熱傷患者における血中C1-inhibitor遺伝子発現の評価」
    関係施設 2020年11月24日
    大阪大学 遺伝統計学教室
    大阪大学 遺伝統計学教室と共同研究を行っています。
    学会発表 2020年11月24日
    第48回日本救急医学会総会・学術集会 GIFU2020 で一般口演発表をしました。
    松本寿健 先生
    演題:バイオインフォマティクス技術を用いた敗血症における単球由来サイトカインの機能評価
    関係施設 2020年10月15日
    大阪大学微生物病研究所(遺伝情報実験センター)
    「メタゲノム」、「エクソーム」、「RNAシークエンス」、「シングルセルシークエンス」を共同で解析しています。
    学会発表 2020年9月2日
    日本バイオインフォマティクス学会年会・第9回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2020)でポスター発表をしました。
    松本寿健 先生
    (演題:パブリックデータベースを用いた亜急性期全身性炎症反応症候群における単球由来サイトカイン産生の評価)
    中尾俊一郎 先生
    (演題:Association between cytokine gene expression and neurological outcome in post-cardiac arrest syndrome using publicly available database)