大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターの見学を終えて
- 戸上 由貴Yuki Togami
- 所属年度:2020年4月〜現在
私は大学4年生の春休みに5日間の好機を利用して、大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターを見学させていただきました。
当センターは特殊救急部として開設された歴史も長く、発展的に活動されていることよりも、以前から関心を抱いており、楽しみに臨んで参りました。救急医療ではとりわけ迅速かつ確実な処置が要求され、全科にわたる総合的な知識・手技が求められるという特殊性があります。実際に現場は緊張した空気に包まれており、医療従事者方は患者さんのご様態の変化に敏感にご対応されておりました。又、毎朝のカンファレンスでは全患者さんのご様態について、スタッフの全先生方が詳細までの情報を共有され、熱い討論・検討が交わされておりました。このカンファレンスにおいて、救命救急医療は総合的な分野であって、なおかつ各科へ追究された専門的な医療分野であると感じられました。
(中略)
心に残る多くの経験をさせて頂きました、大阪大学医学部付属病院高度救命救急センターのスタッフ皆様に心より感謝申し上げております。