当院で実施中の臨床研究について
about a clinical study

研究内容の紹介
introduction of research contents
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溺水による脳内rSO2とHbIの継時的変化に関する後ろ向き研究

研究課題名:溺水による心肺停止患者における脳内rSO2(Regional Oxygen Saturation)とヘモグロビンインデックス(Hemoglobin Index:HbI)の継時的変化に関する後ろ向き研究

当院研究責任者:大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター 助教 塩崎忠彦

①研究の対象

201511日から20201231日まで当センターへ搬送された淡水溺水による心肺停止患者

②研究目的・方法

目的:入浴中に溺れるなど淡水溺水は院外心肺停止の主要な原因のひとつである。淡水溺水では血液の希釈・溶血が起こると言われおり、病態生理を理解した上で、蘇生・集中治療を行う必要があると考える。rSO2(Regional Oxygen Saturation)とは動脈・静脈・毛細血管を含む酸素飽和度、HbIとは局所の血流量を評価する指標である。今回我々は、淡水溺水による心肺停止患者の脳内rSO2HbIを後ろ向きに解析することにより、淡水溺水の病態生理を明らかにすることを目的とする。

方法:上記対象患者の臨床データ(脳内rSO2HbI値、胸部CT検査所見、年齢、病歴、目撃の有無、心電図波形、入院期間、蘇生処置の内容、治療方法、合併症の有無、転帰など)を収集する。

③研究に用いる試料・情報の種類

情報:病歴、治療内容、カルテ番号、年齢、性別 等

④お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

研究責任者 大阪大学医学部附属病院高度救命救急センター 助教 塩崎忠彦

個人情報管理者 同 特任助教 廣瀬智也

565-0871大阪府吹田市山田丘2-15

電話番号:06-6879-5707

 

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